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現在日本ではデザイナー家具が過去にないほどの販売数を記録していますが、その実態はほとんどがヨーロッパを中心とする輸入家具で、概ね世界的に著名なメーカーのものです。これは、ある意味、日本において家具がブランドとして売れている事をあらわしています。
輸入家具の中には、製品のクオリティーでは日本製に劣るものであっても値段は日本製より高い場合も少なくありませんし、非常にクオリティーの高い輸入家具は往々にして我々が日常的に使うにはあまりにも高額で販売されていることが多いのが現状です。このような状況の中で、クオリティーと価格のバランスが良い健全な家具を作るにはどうしたら良いのでしょうか。
NAGANOではこの問いに対し一つの方向性を試みています。それは、輸入 (輸送) コストがかからない日本の工場において、量産化を熟慮したデザイナーが生み出したデザインを、日本人の得意とするシステム化と高い技術力で生産することにより、質の高い製品を良識ある価格で販売する事です。
NAGANOが目指しているのは「デザイナーの知性」と「自社工場の先端技術」による、一般的な消費者の方々が日常生活で使う事のできる健全な家具作りです。この考えに共鳴して下さるデザイナーの方々のご協力を得ながら、約60年培ってきた自社工場の技術を生かし、また、新たな試みに挑戦しながらNAGANOはこの理想に近づこうとしています。
NAGANOアートディレクター
城谷耕生




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